つや姫マイスター日記

2025.02.04

2月4日(火)村山地域つや姫マイスターの会総会及び「スマートつや姫」勉強会を開催。令和7年産「つや姫」の準備は着々と!

 村山地域では、つや姫マイスター相互の情報交換と「つや姫」の高品質米生産をさらに前に進めることを目的として、村山地域つや姫マイスターの会(会員24名)を組織し、技術の研鑽や新たなチャレンジに取り組んでいます。

 2月4日には、総会を開催し、令和6年度の取組みの総括などを行いました。また、令和7年度に向けては、「温暖化の影響で気象の変動が大きくなっているため、『つや姫』の生育管理や作業を適切に実施するには、どう対応していくべきか、慎重に検討するべきだ」といった意見が出されました。一方で、役員体制については、令和7年度も引き続き山形市の川村マイスターが会長を務め、村山地域が一丸となって「つや姫」生産に取り組むことを確認しました。

 総会の終了後には、「スマートつや姫」(衛星リモートセンシング等を活用した「つや姫」等の生産管理システム)の勉強会を開催し、「スマートつや姫」が備えている追肥診断や適期刈取診断の機能や、このシステムを活用することで実現できるデータ駆動型の生育管技術について研修を行いました。参加したつや姫マイスターからは、「生育状況を見える化することで作業する仲間に指示を出す際の説得力が増す。」といった意見や「他のほ場管理システムとの連携することでさらに利便性が高まる。」といった要望が出されるなど、活発な意見交換が行われました。

 間もなく令和7年産「つや姫」の栽培が始まります。村山地域つや姫マイスターの皆さんは自己研鑽に余念がなく、7年産に向けた準備を着々と進めています。「スマートつや姫」の活用でさらにレベルアップした山形県産「つや姫」にご期待ください。

【西村山農業技術普及課】

総会でマイクをとる川村マイスター

総会でマイクをとる川村マイスター

「スマートつや姫」勉強会の様子

「スマートつや姫」勉強会の様子