つや姫マイスター日記

2025.01.17

1月17日(金) 地域農業の熱きリーダー!米づくりの「これから」を語る(酒田市)

 今年で「つや姫マイスター」10年目となる酒田市の土田和浩さんは、農事組合法人の代表を務める等、地域のリーダーとして活躍しています。

 「令和6年も厳しい気象条件だったが、高品質な米に仕上がってほっとしている。こだわりは、稲をよく観察して必要な時に必要な作業や対応をすること。特に施肥については、夏に重い肥料を背負って散布するのは大変だが、美味しい『つや姫』に仕上げるための大事な仕事。体力が続く限り頑張りたい。」と話してくれました。

 また、昨年7月の大雨を振り返り、「幸い自分の田んぼは影響が小さかったが、同じ集落でも大変な思いをした仲間がいる。自然相手の厳しい仕事だが、それが農業。土田家は代々農家で、自分が13代目。米づくりを次の世代に繋いでいくためにも今が頑張りどころだと感じている。」と熱く語ってくれました。

 令和7年は今より水稲の栽培面積が3ha増えるという土田マイスター。「気候変動や規模拡大があったとしても、これまでの収量や品質を維持できる米づくりを考えている。衛星リモートセンシングである『スマートつや姫(Agrilook)』等の便利なツールを活用しながら効率的に農作業を進めて、今年も美味しい『つや姫』をつくりたい。」と、令和7年の「つや姫」栽培に向けて、新技術を取り入れて米づくりを進化していく決意を新たにしています。

【酒田農業技術普及課】

Agrilookで昨年の稲作を振り返る土田和浩マイスター

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