つや姫マイスター日記

2024.12.13

12月13日(金) 来年の「つや姫」栽培に向けて作柄を熱く検討しました

 12月13日(金)、山形つや姫マイスターの川村栄介さんが会長を務める「JA山形市良質米研究会」が作柄検討会を開催しました。良質米研究会では、安定した高品質な「つや姫」の生産を目指し、会員となっている全生産者が土づくり資材を施用しています。生育期間の重要な場面では、生育診断を行って、追肥の量とタイミングを決定して、さらに高いレベルの「つや姫」栽培に取り組んでいます。また、定期的に圃場巡回や検討会を開催し、生産者同士で経験や知識を共有することで、よりおいしい「つや姫」づくりを常に意識しています。

 今回の検討会では、来年使用する肥料や農薬について活発な意見交換が行われ、JAで取扱う土づくり資材の種類を増やしてもらうことや、施肥体系の確認や細やかな栽培管理を継続することを全員一致で決定しました。川村マイスターは「暑い中、重い肥料を背負って穂肥を施すのはとても大変ですが、おいしい『つや姫』をつくるには欠かせません。『つや姫』は誰でも作れる米ではないからこそ、品質と味にこだわった米を作っていこう!」と会員に力強く呼びかけました。

 今年の良質米研究会の「つや姫」は全量1等、出荷適合率100%と、品質・食味共に最高の一品に仕上がりました。お店でみかけた際は、ぜひ一度ご賞味下さい。

【東南村山農業技術普及課】

良質米研究会の会長を務める川村マイスター

良質米研究会の会長を務める川村マイスター

来年の「つや姫」栽培について検討

来年の「つや姫」栽培について検討