2024.10.30
「つや姫マイスター」3年目となる酒田市の小野貴之さんは、マイスター就任前からJA庄内みどり「本楯地区つや姫研究会」会長を務めており、周りからの信頼が厚い若きリーダーです。「つや姫」の収穫を終え、1年を振り返って「考えられる手はすべて打った。おかげで、最高の『つや姫』に仕上がった。」と満面の笑みで話してくれました。春の水田の土づくりから始まり、夏の高温に負けないように根をしっかりと張る水管理を実施したほか、実りを良くするためにケイ酸資材を施用するなど、天候や「つや姫」の生育に応じた細やかな管理が功を奏しました。「毎年『つや姫』の栽培は難しいが、今年は米粒の充実が良く、味が理想的なレベルになった。」と言うとおり、素晴らしい出来栄えの「つや姫」です。
来年に向けて、「現状に満足していないので、もっと上の品質・食味を目指す。ここ数年は、暑い中での米づくりを強いられており、最後まで稲の健康状態を保つことが非常に難しくなっている。これからも様々なことに挑戦し、自分が納得できる『つや姫』を生産したい。」と、米づくりにかける抱負を語ってくれました。
是非、最高に仕上がった「つや姫」の新米を召し上がって下さい。
【酒田農業技術普及課】