つや姫マイスター日記

2024.10.10

10月10日(木) 最後の仕上げに一生懸命です。

 置賜地域のつや姫マイスター、小関謙太郎さん(長井市)は、現在、収穫した「つや姫」の調製作業に力を注いでいます。「つや姫」の栽培は14年目を迎え、消費者の皆さんに「おいしい」と実感していただける米づくりに真摯に取り組んでいます。

 今年は、梅雨時期の日照不足や夏の猛暑など厳しい天候のなかでの米づくりとなりましたが、小関マイスターは基本を大切にした丁寧な米づくりを心掛けています。収穫時期に降雨が続き、収穫適期となった「つや姫」の刈取りに入ることができずにヤキモキしましたが、晴れ間を見つけては迅速に刈取りを進めました。また、乾燥調製作業にはいつも以上に細心の注意を払い、さらに、色彩選別機を使うことできれいな米粒を選別し、最高品質の「つや姫」に仕上げています。

 今、稲刈りが終わった田んぼでは秋耕に取り組んでおり、既に来年の米づくりもスタートしています。「今年の経験を糧に、異常気象にも耐えることができる米づくりを目指して、土づくりに力を入れていきたい」と来年の米づくりに向けて決意を新たにしています。

 小関マイスターをはじめ、「つや姫」生産者の皆さんの情熱とこだわりが詰まった山形県産「つや姫」をぜひご賞味ください。

【西置賜農業技術普及課】

乾燥調製作業中の小関マイスター

乾燥調製作業中の小関マイスター