2024.07.19
農業総合研究センター水田農業研究所(鶴岡市)では、出穂前の生育調査を実施しました。
「つや姫」「雪若丸」どちらも、茎数は十分に確保され、栄養状態を表す葉色も良好です。幼穂(穂の赤ちゃん)の発育から見た出穂日は、「つや姫」では8月8日の平年並み、「雪若丸」では7月31日で平年より1日早いと予想しております。
水田農業研究所では、現在の生育を平年と比べたり、幼穂の発達状況を顕微鏡で観察しながら、「つや姫」の生育情報を逐次県内の「つや姫」生産者や関係機関に提供しています。
これから秋の収穫まで、おいしい「つや姫」に仕上げるための重要な管理が続きます。これからも「つや姫」生産者の皆さんの役に立つ情報を提供していきます。
アフターコロナの中で小学生等の見学が増えており、見ごろを迎えた「つや姫」「雪若丸」の田んぼアートを楽しんでいただいています。
【水田農業研究所】