つや姫マイスター日記

2020.10.19

10月12日 品質にこだわる松澤マイスターが目指すのは“「つや姫」究極の味”

 山形県の北東部、金山川の支流「猪の沢(いのさわ)川」を囲む田園風景が広がる金山町。一面黄金色に輝いていた田んぼは今、稲刈りが終わって、静かに秋を迎えています。
 金山町の松澤信矢(しんや)さんは、栽培期間中のきめ細かな管理はもちろんですが、収穫後の調製ではきれいな米だけを選別する「色彩選別機」を使用し、お米一粒一粒を吟味するなど、品質の高い「つや姫」づくりにこだわるマイスターです。実は、松澤マイスターの品質へのこだわりは「つや姫」だけではありません。松澤マイスターをはじめ、地域の農家70戸で組織するJA金山酒米研究会においても品質にこだわった酒米づくりを実践し、県内外の酒蔵から高い信頼を得ています。
 「今年も品質が高くおいしい『つや姫』をたくさん収穫できた。例年にも増して『つや姫』づくりに面白さを感じた一年だった」と話す松澤マイスター。そんな松澤マイスターの「つや姫」を食べた方からは「しっかりした食感の中に柔らかさと味わいがあり、一度食べたら前に食べていた米には戻れない」とうれしい声をいただいているそうです。「今年の出来は最高だったが、来年はそれを超える“『つや姫』究極の味”を目指したい」と、早くも来年に向けた意気込みを語ってくれました。
 マイスターそれぞれの想いが込められた新米「つや姫」。是非、ご賞味ください。

【最上農業技術普及課】

稲刈りが終わり、静かに秋を迎えた金山町

稲刈りが終わり、静かに秋を迎えた金山町

”「つや姫」究極の味”を目指す松澤マイスター

”「つや姫」究極の味”を目指す松澤マイスター