2021.03.01
みなさんこんにちは!
つや姫レディの髙栁彩也香と、松田紗也加です。
今回は「ひな祭り」編!
ということで、前回に引き続き「つや姫」を使って素敵なお料理をご紹介します。
つや姫レディ
「先生、もうすぐひな祭りですね!! ひな祭りといえば、ちらし寿司や、ハマグリのお吸い物が定番ですが、みんなで楽しめて、彩り豊かなひな祭りにピッタリのメニューはないでしょうか・・・?」
樋口順子先生
「それなら、ひな人形を作りましょう!!
私も小さい頃から、よく自分で、チョコレートや、いなり寿司なんかで、ひな人形を作っていたわ。とっても楽しいわよ。
今回は、酢飯でおにぎりを握って、ひな人形を作りましょう!
そして、酢飯はすし酢を一切使用せず、リンゴのすりおろしと、昆布茶のみ。リンゴには、たっぷりの食物繊維や、ビタミンA、ペクチンが入っていて、栄養も取れるんです。ふわっと甘い香りが広がるリンゴ酢飯を作りましょう!
付け合わせには、ハマグリのお吸い物。ビタミンACE(エース)がたっぷりの、〝菜の花″を入れて、彩りをプラス。今が旬の〝うど″も入れますよ。」
ということで、今回も「ひな祭り」用に、見た目も華やかで、栄養豊富な、料理研究家樋口先生のアイディア満載のレシピとなっています♪
それでは、さっそく作っていきましょう!
まずは、『つや姫』でリンゴ酢飯作りから。
つや姫…3合=450g
赤いリンゴ(紅玉)…1個
昆布茶…大さじ1
①「つや姫」を洗い、炊飯器に入れます。
②そこへリンゴを皮ごとすりおろし、昆布茶を入れて、3合の目盛りまで水加減を合わせて、スイッチオン!
今回紅玉を使用したのは、酸味が強いリンゴだからなの。より一層酢飯に近づくのよ♪
対流の関係で米が硬くなってしまうので、混ぜないで炊くのが、ポイント!
「たった2つの材料で酢飯ができるなんて! 炊き上がりが楽しみです!」
炊き上がりました!
「色鮮やかで、ほわぁっといい香りが広がります♪」
では、このリンゴ酢飯を使って、ひな人形を作っていきましょう。
寿司ネタ…1パック
ちらしずしの素の具…1瓶または1袋
うずらゆで卵…10個
海苔…2枚
胡瓜…2本
ラディッシュ(ぼんぼり用)…2個
黒ゴマ…目玉分
①大2つ(お雛様、お内裏様)、中3つ(三人官女)のおにぎりを握ります。
②小のおにぎりを5つ(五人囃子)を握ります。
五人囃子のおにぎりには、ちらしずしの素を混ぜましょう。
「ちらしずしの素を使って、男性らしい着物に。先生、いいアイディアですね!さすがです♪」
③ビタミンDが豊富なウズラの卵で顔を作っていきます。
海苔を約2cm幅に切り、ウズラの卵に巻いていきます。
くっつける際は、米粒を使って接着していきます。
男性6つは、海苔を後ろで止めて、女性4つは、手前で交差させて海苔を止めると女性らしく可愛くなりますよ♪
④楊枝を使って、黒ゴマで目をつけていきます。
「楊枝に水をつけてから黒ゴマを取ると、つきやすくなります♪」
だんだん顔が見えてきました!
女性は黒ゴマを横にして、たれ目にしたり、様々な表情ができるのも、楽しさの一つです。
⑤楊枝を使って、ウズラの卵で作った顔とおにぎりを合体させます。
⑥寿司ネタパック、スライスしたきゅうりを使って、着物を羽織らせていきます。
きゅうりは、スライスしてから、塩水につけておくと巻きやすくなります。
くるっと着せたら・・・
五人囃子の完成です!
寿司パックを使って、お雛様、お内裏様、三人官女も作っていきます。
「寿司パックの材料を見ながら、ひな人形をそれぞれ飾り付けていきますよ」
ラディッシュは、切れ目を入れて、ぼんぼりに♪
⑦そっと、階段に乗せていくと…
「じゃーん!完成しました!!!」
食べるのがもったいないくらい、華やかで、素敵なひな人形♪
一人ひとり、表情やちょっとした仕草も違い、そこがまた可愛らしい。
「リンゴ酢飯は、びっくり!本当に酢飯になっています!普段の酢飯とは違い、酸っぱすぎず、ほわっと香る甘味で見た目も色鮮やか。本当にとっても美味しいです!」
続いて、「ハマグリのお吸い物」を作っていきましょう。
はまぐり(砂抜きしたもの)…適量
菜の花…1輪
うど…1本
出し汁…700cc
ゆずの皮…適量(香りづけ)
酒、しょうゆ…各大さじ1
塩…小さじ1/2=3g
①ハマグリはよく洗い、砂抜きしておきましょう。
②鍋にだし汁とハマグリをいれて火にかけ、煮立ってハマグリの殻が開いたら酒、しょうゆ、塩を加えて、味を整えます。
③菜の花を、塩水でさっと茹でます。
茹でた菜の花は、すぐに冷水に入れ、色止めをします。
③うどは、10㎝の長さに切り、厚めに皮をむいてかつらむきし、斜めに細切りして、〝よりうど″を作ります。灰汁を取るため、水にさらしておきましょう。
⑤茹でた菜の花と、うどを添え、お椀に②を盛ります。
④最後に香りづけにゆずの皮を入れてもアクセントになります。
ハマグリのお吸い物、完成です!
つや姫レディ「菜の花、うどを入れることで、さらに春の香りが増しますね。そして、なんだかホッとするお味です♪」
樋口先生「お吸い物の塩分は0.9%にしています。人間の体液と同じような0.9%塩分にすることによって、飲んだときにホッとする味になるんです。
お吸い物だとか味噌汁は、みんな0.9%塩分が望ましいとされています。だけど一つの食事の中で、すべて0.9%塩分にしてしまうと、人間というのは飽きが来ちゃうので、2%の煮物があったり、4%の漬物があったり。塩分もいろいろにして、口の中でも調理をして、食べて、お食事を楽しむんです。日本人というのは本当に繊細なのよ」
今回も樋口先生ならではの、アイディアが満載の気分も華やぐ「ひな祭り」レシピが出来ました♪今回は、ひな人形の階段に、牛乳パック6本を使用し、赤いフェルトを巻いて、階段を作りましたが、大人数の際や、大家族には、階段を押し寿司にするのもおすすめとのことです。
華やかで、楽しい「ひな祭りパーティー」になること間違いなし!
ぜひ皆さんも作ってみてくださいね。