2021.01.20
みなさま、こんにちは!つや姫レディの高柳彩也香と松田紗也加です。
今月から、「『雪若丸』で元気なおうちごはんを!」をテーマに、おうちごはんにぴったりの「雪若丸」メニューを楽しくご紹介してまいります!
教えてくださるのは、山形在住の料理研究家で「ごはんソムリエ」でもある樋口順子先生。
プライベートでは、三人の息子さんを育てたお母さんです。
「手の込んだものはプロの味が一番だけど、なんだかんだ、おうちのごはんが一番おいしくて、ほっとするのよね!」
と、日々忙しくご活躍されながらも、家族で囲む毎日のごはんを大切にしていらっしゃいます。
そんな樋口家の食卓エピソードもお楽しみいただきつつ、手軽でおいしい「雪若丸」にぴったりのレシピを教わってまいります!
今日ご紹介するのは「あさつきの肉巻き」と「雪若丸の塩むすび」。受験シーズンの今、受験生がいるご家庭では、健康管理もとても大切。お弁当や夜食にもおすすめの、冷めてもおいしいレシピです。
「私のおにぎりはおいしいのよ。子どもたちもおにぎりが大好きでね。」
と先生。息子さんたちの定番おやつもおにぎりだったそうです。
息子さんたちが受験生だった頃も、夜食に山盛りのおにぎりを作っておくと、朝にはなくなっていたそうです。
「しっかりごはんを食べていたおかげで3人とも病気知らず。特に、おにぎりに粉かつおとみりんと醤油を塗り、フライパンで焼き上げたて焼きおにぎりがめちゃめちゃおいしくて。我が家の定番レシピでした」。
おにぎりエピソードはほかにもたくさん!
「青菜漬けや白菜漬けで巻いたり、冷たくなったおにぎりは熱い出汁をかけてお茶漬けにして食べたり。肉味噌や梅干しとか、いろんな具を入れて握った“爆弾おにぎり”とか、うちでは“座布団”って呼んでた、海苔の上にごはんと様々な具をのせて、四角く包んで、かじる場所でいろんな味が出てくるおにぎりも人気だったわね!」
先生、どれも食べたいです……。
樋口先生の「雪若丸」の塩むすびは絶品!
粒立ちが良く、弾力のある食感の「雪若丸」はおにぎりに適したお米です。
山形県庄内地域特産の冬の味覚「あさつき」は、この地方に残る貴重な在来野菜の一つ。栽培には手間暇かかりますが、雪に埋もれる庄内の厳冬期の貴重なビタミン源として、地元の農家が代々大切に育ててきました。
ネギやニンニクの仲間で、芽吹いた新芽のところをいただくあさつきはビタミンA、C、Eがたっぷりと栄養豊富。
産地化された現在は、12月~2月頃まで、首都圏にも出荷されていて、ぜひ多くの方々にお召し上がりいただきたい伝統野菜の一つです。[詳しくはこちら]
地元では、酢味噌和えなどが一般的ですが、今回は、みんなが大好きな、甘辛味の肉巻きを教えてくださいました。
・あさつき…35g
・牛もも薄切り…100g
・こめ油(サラダ油、なたね油など、くせのない油)…小さじ1
・酒…大さじ1杯半
・だし醤油、砂糖…各小さじ2
・塩…少々
①あさつきを塩多めにしてさっと熱湯にくぐらせる
②牛肉にあさつきをしっかりと巻く
③こめ油を敷いて、肉の巻き終わりを下にして並べ、中火で転がしながら焼く
④酒→砂糖→だし醤油を加えて、煮からめる
★ポイント:味付けをちょっと濃くすることで、ご飯がススム!!
この時期、樋口家ではお弁当のおかずにも人気。
あさつきの代わりに長ねぎを使ってもおいしいですよ。
ほかに、きのこ類はどれを使っても美味しくできるそうです。
甘辛く味付けした牛肉巻きは、「雪若丸」の塩むすびと相性抜群で、止まらない美味しさ…。
ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてくださいね。
次回は受験生応援メニューの続編、「あさつき&オクトパスガーリックライス」と「わさび菜のサラダ」をご紹介します。
お楽しみに!