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つや姫倶楽部:応援メッセージ Vol.1 ジャーナリスト・轡田隆史

「つや姫」の塩むすびは、究極の酒の肴。

 山形は第2の故郷。2001年の山形テレビ開局30周年記念番組「奥の細道まわり道」で、女優・渡辺えり(旧・渡辺えり子)さんと一緒に、県内の芭蕉ゆかりの土地をずっと取材して以来、山形の色々なところを歩いている。

 「つや姫」の塩むすびは、究極の酒の肴。まずほのかな甘みがあって、次に微妙な塩の味が口に広がる。それから歯ごたえがよくって……。うまい米がうまく炊いてあると、酒の肴はこれ以外に何もいらない。しかも、「つや姫」でつくった酒を飲みながら「つや姫」を食うなんて、本当にロマンチックだ。山形県出身の斎藤茂吉さんは食べ物に関しては執着が強い方だった。茂吉ファンとしては、「つや姫」を食べている大歌人の姿を想像するだけでも、うれしくなってしまう。

 実は、文化や歴史的な背景を据えながら食べ物を考えていくのは、日本人がもっとも不得意とするところ。山形には壮大な文化の歴史がある。また、草や木の命を大切に想い、供養する草木塔が圧倒的に多い。山形の生産者には、美味しいものを作るという気持ちの中に、そういう感性が流れているはずだ。だから、「つや姫」をただ真っ白な米と捉えるのではなく、そうした山形が誇る歴史と文明が詰まっているものなのだということを、地元から自信をもって発信して欲しい。「つや姫」には、それに値する使命があるのだから。「つや姫」を通して「食の文明」を改革する、名付けて「山形つや姫革命」だね。

轡田 隆史

轡田 隆史(くつわだ たかふみ)

1936年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞東京本社に入社。88年論説委員となり、8年間、夕刊コラム「素粒子」の執筆を担当。「ニュースステーション」などのテレビ番組や講演などで活躍。現在、日本記者クラブ、日本ペンクラブ、日本エッセイスト・クラブ、日本山岳会会員。著書にベストセラーとなった『「考える力」をつける本』(三笠書房)など多数。

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